2011年11月24日木曜日

11月24日 今日は新しい壁をつくるための土台づくりです

今日は空き家で工事する組とトンカチ館で製材する組に分かれて作業を行いました。
まずは、空き家で大工さんに一か所一か所確認・相談しながら
鴨居や廻り縁など壁をつくる際に必要になる部材の大きさを決めていきます。



それを電話でトンカチ館(製材)組に報告。
するとその大きさに製材してくれるというような感じ。

部材の発注が終わると、空き家では新しい壁をつくるために柱を立てて胴縁を打つ作業。
まずは壁をつくるための柱を準備。
以前、古民家協会の方から頂いた古材にカンナをかけて再利用します。
長さが足りない場合は木を接いでつくります。

ノコギリとノミを使ってほぞを作り、ビスを打てばあっという間に長い柱の出来あがり。
どやっ!


海老名さんから良い顔頂きました~^^

さて、できた柱はさっそく設置します。
柱を置く場所に印をつけたら、床を柱の大きさにノミで切り欠いて…


柱を立てます。
そして柱が垂直になるように上から重りをぶら下げて確認。
糸と柱が平行になったらビスで柱を固定…
のはずが、柱が少し傾いていて平行になる気配なし。
仕方なく壁(石膏ボード)が垂直に貼れるように微調整して固定しました。


同時にトイレでも壁を立てるための土台づくり。


そしてキッチンでも…


トイレもキッチンもあと少しのところで作業終了の時間に。
明日と明後日は大工さんが別の仕事があるので、空き家での工事はお休みしてトンカチ館での製材です。
今日の続きはまた日曜に。

工事も終わり、片づけをしていると
近所に住んでいる女性の方が私たちの工事の様子を見に来て下さいました。
この方は先日、石神が伊都祭で糸島空き家プロジェクトのブースを出展していた際に訪ねて下さった方なのですが、
空き家のすぐ近くにお住まいということで遊びに来て下さったのです。
しかも寒さに震える私たちに温かいアメリカンコーヒーとおいしいパンやみかんを持って。


温かすぎるお心遣いに中川&石神、二人して恐縮しっぱなしでした。
本当にありがとうございました。

私たちが工事をはじめて2週間くらいが経ち、
地域の方の顔も少しずつですが分かるようになりました。
また、通りすがりに中を気にしていかれる方もたくさんいらっしゃいます。
糸家の完成はとてもとても楽しみですが、工事が終わるのは少しさみしかったり…
そんなことを考えながら今日も帰路に着くのでした。




(石神)

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