2011年9月24日土曜日

「いとしまにあ」で表紙デビューしちゃいました!

以前ブログでも紹介させていただいたいとしまにあさんからの取材。

実は、完成した記事が9月10日の日経新聞、朝日新聞に折り込まれていたのですが、
折り込みが西区、糸島のみ…ということで、
東区に在住している私たちはゲット出来なかったんです。。

そこで糸島に行った際に置いてある場所を探したのですが、残念ながら見つけきれなかったのです…

どうにかして手に入らないか…と思っていたのですが、
ありがたいことに、いとしまにあの記者さんから70部ほど頂きました^^

見てみるとびっくり!


なんと事務局の3人が表紙を飾っちゃいました!
もちろん中には私たち糸島空き家プロジェクトが紹介されています。


実は、糸島空き家プロジェクトのメンバーが当日スタッフとしてお手伝いさせて頂いた糸フェスにて、昨日、会場マップの横に置いといたのですが、みなさんが手にとって下さり、おかげさまで夕方には全て無くなってしまいました。

お客さんの中には、「新聞で見ました~」と言って下さる方も。
だんだんと糸島の中で名が知れていっているようです。

皆さまの期待に応えられるよう、しっかりと実現できるように
これからも事務局一同がんばりますので、応援よろしくお願いします!

最後に、いとしまにあの山根さん、新田さん、ありがとうございました。
これからもよろしくお願い致します。


2011年9月20日火曜日

読売新聞に掲載されました!

これまで、当プロジェクトは毎日新聞、いとしまにあ、西日本新聞、NHKとたくさんの新聞社、テレビ局に報道して頂きましたが、今日は読売新聞に掲載されました!


今回の記事では、きこりの様子が写真で掲載されています。

実は、きこりの最中には、
たまたま、トンカチ館横の直売所に買い物に来た女性の方に
「新聞で見ましたよー^^がんばってくださいね」と言って頂きました。

おかげさまで次から次に取材の依頼が舞い込み、
空き家プロジェクトが次第にみなさまに知れわたっていっているようです。

嬉しい限りです。

「まちの縁側」が出来る日が本当に楽しみです。

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最後になりましたが、読売新聞様、取材をして頂きありがとうございました。
これからもよろしくお願い致します。

2011年9月17日土曜日

休む暇なく今日は設計の打合せです

きこりが昨日で終わり、今日は朝ゆっくり寝れる!と思いたいところですが、
実はそうではありません。
今日は夕方から、入居者の方と設計の打合せ。朝はもちろんその準備です。

今回の打合せのメインはトイレ!
なぜトイレかというと…

「土間の部分をまちの縁側にしたい!」という入居者の言葉にもある通り、
土間は子どもからお年寄りまでまちの人みんなが気軽にこれるような場所になる予定です。

それはつまり、トイレもみんなが不自由なく使える必要があります。
現在のトイレは狭く、てすり等もついていないため体が不自由な方が使うのは困難です。
そこで、「車いすの方でも使えるようなトイレにしてほしい」というのが入居者の希望。

そもそも土間からトレイに行くには30センチほどの段差があるので、
車いすの方がお一人でトイレに行く…ということはなかなか難しいのですが、
介助を前提として、車いすの方にでも使って頂けるトイレをつくるために、
設計をし直し、今日はそれを入居する2人に見て頂きました。


これまで、何回か入居者と打合せを重ね、設計案もほとんど決定です。
すごく面白そうな提案ができたと思っています。

もうすぐ改修工事。
改修工事のために詳細の図面を描く日々がしばらく続きそうですが、
自分たちの設計案が実現すると思うと、今から楽しみです^^

2011年9月16日金曜日

いよいよ最終日です。

1週間にわたって行ってきた、「きこりになろう2011」
今日はいよいよ最終日です。

最終日の今日は、昨日とはうって変わってたくさんの人に参加して頂きました。
まずはいつも通り、一日の流れを確認します。


そして、いつものように製材開始…


なのですが、今日は最終日ということで、特別に木工体験もさせて頂きました!


予め細長く製材されたひのきの材を、


かんなで削る、


削る~!


何をつくっているかというと…


もうおわかりですよね。そう、My箸です!
皆さん、それぞれ自分の箸の出来に満足していたようです。大切に使ってくださいね^^
(ちなみに、普段は200円で体験できるので、My箸がほしい方はぜひ遊びに行ってみてください!)

そうこうしている間に、雲行きが怪しくなってきました。
小雨がぽつぽつ…
急遽、外に乾かしていた木材を軒下へ移動。


4mと長くて大きい材なので、立てかけた後に倒れないようにしっかりロープで固定します。


なんと、いつのまにか渡辺課長自ら作業をしていらっしゃいました。

ちなみに作業が終わるころには、小雨もあがり再び晴れ間が。
通り雨だったようです。
木が反らないか心配で気が気でないですが、しばらくはここに立てかけさせて頂けることになりました。

3日間で製材した木材を全て軒下に移動させて、本日の作業終了です。
自分たちで伐採、製材した木材を使っての改修工事が楽しみです。

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製材体験の後、きこりの打ち上げとしてカレー会を行いました!
カレー会とは…みんなでカレーをつくってみんなで食べる会!
ということで、さっそくバスに乗って瑞梅寺山の家キャンプ場へ移動。

山の家に着くやいなや、早速調理開始です。



一部、なんだか手つきが危なっかしくてひやひやです…



が、みんなでわいわい作るのは楽しいですね!


あっという間に完成^^



用意したルーはいたって普通の市販品ですが、
お米はもちろん糸島産。野菜はニンジン以外、お肉も一部は糸島産です。
じゃがいも、ニンジン、玉ねぎに加え、なす、オクラ、いんげん、かぼちゃもいれて夏野菜カレー!
おいしそうでしょ?

いきなり乾杯のあいさつを振られ、テンパリましたがなんとかみんなで「かんぱーーーーい!」


みんなでつくったカレーはとてもとてもおいしかったです^^

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ということで、早いもので「きこりになろう2011」も終わりです。
自分たちの改修材料を自分たちで間伐し、製材するという貴重な機会を提供して下さった渡辺課長、坂井先生、林業研究クラブ&トンカチ館の皆さま、そして参加して下さった皆さま、本当にありがとうございました。

5日間連続のイベントで、事務局としてもバタバタで、至らない点があったかと思います。
でも、皆さまのご協力により、特に大きなけがもなく、無事に5日間を終えることが出来て本当に良かったと思っています。

「きこりになろう2011」は私たち糸島空き家プロジェクトにとってほんの一部です。
今後は、いよいよ改修工事がはじまる予定です。
皆さん、是非改修工事にも参加して下さいね。

それでは、長くなりましたのでこの辺で。

2011年9月15日木曜日

そろそろきこりも終盤です。

事務局スタッフの疲労も見え始めた4日目。
今日も昨日に引き続き製材です。

今日は、なんと一般参加者2名!

昨日まではスムーズな運営に徹していた事務局スタッフも今日は総出で製材に励みます。


いつも通り、簡単に1日の流れを確認して早速作業。


製材は比較的単純な作業の繰り返しなので、すぐに流れをマスターし、手際よく製材していきます。


製材した材を受け取り、


外に運び出して、


皮を剥ぎ、


並べていきます。
自然とそれぞれの役割が決まり、流れ作業に。いやー素晴らしい!

見る見るうちにトンカチ館の前に木材が並べられていきました。
今日は、昨日に引き続きフローリングに使用する杉板と、根太も何本か製材しました。

今日も天気に恵まれ、大きな事故もなく終わることができて何よりです。

2011年9月14日水曜日

糸島市長にお会いしてきました!

ただいま、糸島空き家プロジェクトでは「きこりになろう2011」の真っ最中ですが、
本日は、製材体験のあと、なんと糸島市の松本嶺男市長を訪問!

市庁舎の奥に「市長室」の文字が。
緊張の瞬間です。


中に入ると、さっそく現在検討中のプランを20分の1の模型で見て頂きました。
熱心に模型をご覧になっています。


最後はみんなで記念撮影。


お忙しい中、突然の訪問にも関わらず快くお迎え頂きありがとうございました。

いよいよ製材です!

きこり3日目の今日は、いよいよ切った材の製材です。

今日からは山へは行かず、トンカチ館での作業です。
まずは、山から切ってきた丸太をトラックから降ろします。


そしてトンカチ館の館長である手塚さんによるレクチャー。
製材所にある機械を簡単な実演付きで紹介して頂きました。


レクチャーのあとはいよいよ製材に入ります。
まずはワイヤーを使って丸太を機械の上へ。


そしてセッティング。


しっかり固定して、いよいよスイッチオン。



大きな丸太がみるみる小さくなっていきました。
切った材は皮をはぎ、並べて乾燥させます。
並べるときは、反らないように木表を裏にして乾燥させます。

今日は、洋室のフローリング材になる予定の杉板材を中心に製材しました。
しっかり乾燥させて、やがて糸家に使われる日が楽しみです。



今日の参加者は特に建築を勉強する学生が多く、ある程度木材についての知識もあるはず!
特に大学院の試験を終えたばかりの4年生は木材を見ながら「ここが春材や~」とか「お!柾目材」とか言い合ったり。
やっぱり生で見るとより理解度が深まりますね。




【おまけ】

今日は、トンカチ館の目の前にある河原でお昼のおにぎりを食べました^^
塩おにぎりにたくわんというシンプルなお昼ごはんですが、みんなで食べると格別です♪



2011年9月13日火曜日

西日本新聞に記事が掲載されました!

5日間にわたって行う「きこり」ですが、初日の12日にはたくさんのテレビ局、新聞社の方に来て頂きました。

そして13日には、西日本新聞の28面に私たちの記事が掲載されました!


なんと、私たちも驚いたのですが、この記事を読んだ方から、
「自分も空き家があるのでなんとかしてくれないか」という依頼も頂きました。

もちろん今は糸家の完成が最優先ですし、
分からないことばっかりの学生が中心となってやっていることなので、次から次にできるプロジェクトではありませんが、空き家プロジェクト第2号が実現する日もそう遠くはないのかもしれません。

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最後に、西日本新聞様、取材をして頂きありがとうございました。
これからもよろしくお願い致します。

きこり2日目は切った材の搬出作業でした

きこりになろう2日目の今日は、昨日切った木材を山から製材するトンカチ館へ運び出す作業でした!

4mに玉切りした木は1本200kgほど。
人の手で運ぶのはなかなか大変です。

そこで活躍するのが、「ウィンチ」という林内作業車。
ワイヤーを使って木を引っ張り上げます。


人の手ではビクともしない丸太をウィンチが軽々と引き上げていきます。
でも、やっぱり人の手も必要で、最後は人力で丸太を機械に積み上げていきます。


ウィンチに木材をたくさん積みこんだら、
林業研究クラブの方の操縦で、でこぼこの山道を手慣れた様子で降りていきます。


そして、今度はトラックに載せます。
木の棒をうまく利用しての作業。



簡単そうに見えて、これもなかなか大変です。
1日かけてトータル20本ほどの木材を運び出しました。

参加者の中には、ウィンチの操縦を自ら志願する子も。
(もちろん、事前にしっかりと講習を受けています)


彼女は農学部の3年生ですが、
私たちに現在、日本の林業が抱えている問題を教えてくれました。

今は、間伐しっぱなしで間伐材は山に転がしっぱなしにしていることが多く、
また、山での事故もとても多いそうです。

ウィンチを使っての作業は、途中でワイヤーが外れてしまったり、
機械がバランスを崩して倒れたり…と危険と隣り合わせ。
わずか1日、2日の作業で林業の大変さを思い知りました。

昔は地元でとれた木材を使って家を建てることが当たり前だったようですが、
今ではコンクリートや鉄、アルミなど木以外の資材の普及や、安い外国産の材の増加によって
生産規模は大きく縮小し、また労働条件の悪さ等で後継者不足に悩み、高齢化も深刻のようです。

そんな中で、
自分たちの家に使う木材を自分たちで切りだしてくるなんて本当に素晴らしいことだと思います。
(自画自賛ですみません…)

本来、「きこりになろう2011」は改修に使う木材の調達が目的でしたが、
イベントへの参加を通して、参加者の皆さんが少しでも林業が抱える問題について考えるきっかけになってくれたらなと思います。

2011年9月12日月曜日

今日はNHKデビューです!!

きこり初日。
私たちがきこりに勤しんでいる間に、なんとNHKデビューを果たしました!

先日の取材と今日の昼間の様子が夕方のニュースで放送されたようです。

間伐を終え、温泉で汗を流し、いよいよBBQ!というときに流れたようで、
残念ながら、私はその間別室でBBQの準備に追われていたので見ることはできませんでしたが、
参加者の皆さんはワンセグでその様子を見ていたようです。


浜平さんをはじめとするNHKの皆さま、取材をして頂いてありがとうございました。
これからもよろしくお願い致します。

いよいよ”きこりweek”が始まりました。

今日から1週間は糸島空き家プロジェクト第二弾企画「きこりになろう2011」

糸家の改修材料を自分たちで調達するためにきこりになろう!というイベントです。

1日目は糸島市の山へ出向き、間伐体験です。

まずはトンカチ館に集合して、参加者の皆さまに糸島空き家プロジェクトを簡単に紹介。
そして、これから1週間お世話になる林業研究クラブ、トンカチ館の皆さまをご紹介。


テレビ局や新聞社にも取材に来て頂きました。

そして、いよいよ山に出向きます。
ヘルメットと軍手を着用し、まずは林業研究クラブの皆さまのご指導のもと、チェーンソーの基本操作を勉強。


そして丸太で練習です。



事務局長の中川も挑戦。

ある程度の練習をしたあとは、いよいよ伐採です。


まずは、木を倒したい方向に30度から45度程度の「受け口」をつくります。


そして、「追い口」を切り進めると…


木はバキバキと音をたてて倒れていきました。


参加者の皆さんは少なくとも1人1本は倒していたようです。
その後、倒した木は4m間隔で玉切りし、


製材所まで運ぶために、林道へと丸太を運び出します。
比較的小さい丸太は、男性陣に頑張って頂き、


大きな丸太は、ウィンチ(作業車)を使います。


4mピッチで切った木材は約200kgになるそうで、とてもとても重かったです。
また、斜面地での作業はそう簡単ではなく、常に危険と隣り合わせだということも実感しました。

大きな事故やけががなく1日を終えられて本当に何よりです。

さて、汗いっぱいかいた参加者は温泉へ。
九大伊都キャンパス近くにある元気くらぶへ。

ま、もちろん事務局スタッフは汗を流す暇もなく、BBQの準備。
今日のシメは伊都キャンパスでのBBQです。

一仕事したあとのビールのおいしいことおいしいこと。



途中でなぜか「はないちもんめ」がはじまったり…と皆さんとても楽しそうでした。


最後はみんなで記念写真。


長い長い1日でしたが、参加者のみなさんおつかれさまでした!



【番外編】

参加者の皆さんがきこりになっている間、
裏では参加者のお昼ごはんとなるおにぎりを事務局スタッフが必死に握っていました。

参加者が1番多い1日目はなんと46合分120個のおにぎりを作りました!


スタッフ2人がかりで2時間ほどで作り上げました。もーバタバタでした。
でも皆さんにおいしいと言って頂けて何よりでした^^