2011年6月19日日曜日

佐賀「まちの間」に行ってきました

今日は空き家を学生の手で改修し、学生が住むという、
僕らと全く同じようなプロジェクトを佐賀大学の学生がやっていると聞きつけ、
一路佐賀へ行ってきました。



佐賀市中心部の呉服元町商店街の中の一角に、その家はあります。
なんと明治2年の建物だとか。


一階の広い土間はこんな感じで、
コミュニティスペースとして、研究室のゼミに使ったり、
一時間500円で貸し出したり、色々な使い方をしているそう。


二階は建築学生らしく、オシャレに住んでいます。
古い家の小屋組みがモダンなインテリアと対比されて入れかっこいい。


まちの間記事
https://www.machigenki.jp/index.php?option=com_content&task=view&id=907&Itemid=366


解体や構造補強、配管工事から壁塗りまで、大変な工事を学生の人手と
地元の施工業者や佐賀市の方々の協力で、3か月ほどでやってしまったそうです。

工事期間中は周辺の商店街の方が差し入れをくれたり、
入居してからも地元の水路の掃除を手伝ったりして、
商店街の活性化に一役買っているそうです。
やはり、まず住むことから始めたことが、活動の継続に必然的につながっているようです。

左から3番目上が現場監督を担当した大塚君。
下が、(予想で)しっかり者の江口君。

自分たちの手で作った家に住んで、とても楽しそうな顔が印象的で、
私たちも頑張らなくてはと、すごく勇気づけられた一日でした。

というよりも、あまりに楽しそうで、自分でも住みたいと思ったぐらいでした。
江口君、大塚君本当にありがとーー


以上、中川でした。


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江口ブログ「うーまんかっちゃん」
「まちの間」のことを中心に、いろいろつづっているみたいです。
http://d.hatena.ne.jp/katsunari0418/

2011年6月15日水曜日

糸島めぐりPart3

この前、くるみあんの林田さんが紹介して下さった、
糸島で活動されている建築設計事務所のオフィスハラダの
古民家改修の現場を見させていただきました。


築100年、ボロボロで空き家になっていた古民家を耐震補強しながらオフィスに改修しています。
古いとはいえ、傾いてもなお力強い梁は、この家の歴史の古さを感じさせてくれます。


知り合いの大工さんの協力を得ながら、設計者自ら改修を行っているそうです。

さらにもう一軒、小さなショップ兼アトリエの改修工事では、
大工さんが梁を新たに入れて、柱を切り取る現場を見せて頂きました。
たった一人で、ものの10分ほどで仕事をやってのける職人さんの能力に感動しました。



最後は、林田さんのお宅の近くで、4月から空き家を利用して
託児所を始められた「おうちえん」も見学させて頂きました。

手作りの家で、自分たちの手で始められたプロジェクトということで、
今後もどうやって子供たちに快適な環境をつくっていくのか、
しっかり考えられている姿が印象的でした。


今日も色々な空き家の改修プロジェクトを拝見し、
同時に私たちのプロジェクトへのアドバイスも頂くことができました。

私は個人的には、おうちえんの方がおっしゃっていた、
「みんな始めは不安なこともあるけど、やってみないとわからないよ。」という言葉が心に残りました。
自分でしっかりやってみて、そのうえで出てきた言葉に重みと信念を感じました。

みなさん、お忙しいところ大変ありがとうございました。



最後に二見ヶ浦の砂浜でパチリ。

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オフィスハラダ(イエノタネ) 
http://ienotane.jugem.jp/

おうちえんのブログ「みつばち長屋」

2011年6月12日日曜日

糸島めぐりPart2

こんにちは!
更新がおそくなってしまいすみません。。

今回は雨の中、糸島のお店めぐりに出かけました!


以前は旧唐津街道沿いの前原商店街に行ってきましたが、
今回はもっと、糸島の奥地に入りこんできました。

というのも、糸島に実際移住して、お店をしながら住んでいる方の
お宅をぜひ見せていただこうと思ったのです。

はじめは、糸島半島の西の端、旧志摩町の辺りにある、「Kurumian」というお店に行ってきました。
本当にこんな先に店があるんだろうか…と思いつつも細い道を行くと、
kurumianの看板があります。
外観はこんな感じです。
お店に入る前からわくわくです。

中に入ると、
実は、このプロジェクトを始めるとき、この店主さんがやっているブログを見て、糸島らしい暮らしを妄想していたんです。
小さなお店で、オシャレな小物を売ったり、陶芸教室を開いたり、畑仕事をしたり、すごくいいなぁと思っていて、一度お会いしてみたいなと思っていたんです。
すると、ここの奥さんの林田さんという方がとても優しくて、
僕らの空き家プロジェクトの事を話したら、

次の水曜日に糸島で空き家改修を実際に手がける建築家のところに
すぐにアポイントを取ってくださって、早速水曜日に行くことになりました!!
その模様はまた、ブログで紹介します。

くるみあんの後は、
「Dover」という倉庫を改修したお店へ


週末は子供の絵画教室もしているらしく、子供が走りまわっています。

屋根を半透明の素材に変えていて、すごく明るい。
さらには中にツタが生えていて、もうほとんど外のような気持ちのいいお店でした。

最後に「Solvang」普通の一軒家がそのまま北欧家具のお店に。


糸島には大人で移住してきている人は数多くいます。
彼らみたいに改修にお金をかけるのは難しいけど、
学生の手を使って工事費を安く抑えられれば、学生らしく楽しく過ごせそうです。

みなさんお忙しいところ、大変ありがとうございました。

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■Kurumian http://www.kurumian.com/

■Dover http://www.doverartschool.com/artdover

■Solvang http://solvang.jp/

2011年6月7日火曜日

対象物件の実測調査に行ってきました

今日は改修させて頂く予定の空き家に実測調査に行ってきました。


対象となる空き家は4つ並んでいるうちの手前から3番目。
緑色の看板がついているものです。



中は6畳の部屋が二間続いています。
それにキッチンと床が貼られた土間が一つ。

何人かでシェアして住んでも十分な大きさです。



九大OB相談のる研の方々のご指導のもと、さっそく実測開始。


メジャーとレーザーを駆使しながら、


畳をもちあげて床下まできちんと調査します。



実測のかたわら、実際にどういう風に改修するのかイメージを話し合ったりもしました。

2時間くらいで実測を終え、あとは図面に起こす作業です(現在進行中…)。

図面が完成したら、あとは具体的にどう改修するか話し合っていく予定です。



あなたはここでどんなライフスタイルを実現したいですか?

みんなを呼んでパーティーしたり、サークルで集まって練習したり。

ふつうのマンションじゃなかなかできないあなたの描く理想のライフスタイルを
ぜひ教えてください^^

(石神)