2011年12月6日火曜日

12月4日 漆喰SHOKUNINへの道

今日はSHOKUNINになる冬-漆喰塗り編-当日。
一般の方も呼んで、みんなで土間の漆喰塗りに挑戦です!

まずは皆さんが揃う前に、いつものメンバーで廻り縁や幅木など、
漆喰を塗る部分と塗らない部分の境目の箇所にマスキングテープを貼って養生。
漆喰の塗りしろを考慮して、木が5mm程見えるように紫色のテープを貼っていきます。


その間にも参加者の方々が続々と集まってきます。
今日漆喰塗りにチャンレンジするのは、下は4歳から上は60代の方まで!
幅広いラインナップです!

まずは、代表の中川から糸島空き家プロジェクトの紹介です。


当初は土間に貼っていた企画書や工程表ですが、
工事が進むにつれ徐々に居場所がなくなっていました。。。
今日は外壁で大活躍!


模型を使って、空き家がどのような家になるのかbefore/afterの説明。
どんな家が建つのか皆さんに理解して頂いたあとは、いよいよ漆喰塗りです!

まずは今日の職人である左官の三浦さんのご紹介と簡単に今日の説明をして頂きます。


そしてみんなで漆喰ランニング。
袋に入った練りしっくいを足でふんで柔らかくします。


ある程度柔らかくなったら箱に出します。これは練り漆喰。もうすでに練ってあるもの。


ドロッとした紙粘土のようなかたまりがでてきました。
そしてこちらはまだ粉。


水を入れて練ってから使います。
まずは職人さんのお手本。


そしてみんなで挑戦!



ただ練るだけ…なのですが、しっくいの重いこと重いこと。
次の日の腰痛は必至な感じ。

しっくいは粒がなくなるまで練るのだそうです。
粒がなくなるまで練ること○時間…

と言いたいところですが、職人さんが機械を持ってきてくれました。


泡だて器みたいな機械でグイーーーンとまぜるとあっという間に漆喰が練りあがっちゃいました。
さすが文明の利器。

さて、漆喰が練りあがったところで次は漆喰の塗り方を教わります。

まずは漆喰をのせる受け板。三浦さんが今日のために大量につくってくださいました。
見た目はただの板ですが、職人さんは1人1人持ち手の角度が違うんだそうです。


受け板に漆喰をのせ、次は漆喰をコテにのせる練習。
手首を使って、漆喰を…



チョイっとのせます。
簡単そうでしょ!?


そう思いながらみんなで挑戦!


ですが、なかなかのりません。。。
これめちゃくちゃ難しいんです。
これがうまくできるかで漆喰の塗り方も大きく違うんだそう。
しばらく練習です。





ようやくうまくのり始めたところで、次は塗り方の練習。
先生のお手本に続いて


みんなで練習。




一般の参加者にまじって、事務局メンバーも挑戦!
もちろん事務局メンバーの漆喰塗りしろうと。


本日の最年少、4歳のボクも挑戦。


左官屋さんのデモンストレーション。


すいすいとあっという間に塗っていきます。
一同、左官屋さんの技術にポカーン。
さすが職人さんです。

左官屋さんの職人っぷりにみとれているとおなかもすいてきました。
糸島産の野菜とお米でつくった豚汁とおにぎりは今日も健在です!
昼からの本番にむけて腹ごしらえ!
お互いの自己紹介も兼ねて、みんなでわいわい食べました^^




みんなで大きな鍋2つ分の豚汁と17合のおにぎりをたいらげちゃいました。

さーて、おなかいっぱいになったところで、いよいよ今日のメイン、漆喰塗り!!!!
さっき職人さんが見せてくれたように壁に塗っていきます。




だんだんぬれていく壁。
みんな上手でびっくりしました。


糸島空き家プロジェクトのイベントの常連さんになりつつある彼。
まさにSHOKUNIN!




事務局長も挑戦!


最後に廻り縁をきれいに酢でふいて完成!!


ライトで照らすと漆喰の微妙な凹凸が浮かび上がってすごく素敵な仕上がりになりました!
みなさんお疲れさまでした!
差し入れして頂いたみかんや肉まん、お茶を飲みながら、
三浦さんから本日のMVPの発表!



本日のMost Valuable Painterはコチラ↓



弱冠10歳にして、こんな小さい所をきれいに塗りあげました。
その技術が選定の理由だそうです!

さいごにみんなで記念撮影!



あっという間の1日でした。みんなでわいわい漆喰を塗ってとてもとても楽しい1日になりました。
参加者のみなさん1日お疲れさまでした!


糸家が完成したら、みなさんまた遊びに来てくださいね^^
来週のSHOKUNINになる冬―家具作り編―もぜひお楽しみに!




(いしがみ)

0 件のコメント:

コメントを投稿