2012年2月18日土曜日

改修工事再開!! 建具屋になろう2012!

みなさん。とうとう修論発表しました!
つまり。。 とうとう糸家工事再開しました!

12月18日以来、約二か月ぶりの工事!!
糸島!寒い!うまい!きもちいい!!!!!
今日の昼ごはん。トンカチ館のそうめんちりです。激うまでした。
さらに福岡市内の半額ぐらいの新鮮野菜を買い込みました!!糸島!やっと帰ってきた!!



すみません。ちょっとテンションあがりすぎました。
雪の降る中、建具工事と本棚、壁のペンキ塗りを一週間で行います。
あ、ちなみに参加したい方はご連絡ください。一緒にペンキ塗りましょう!


そして、今日は建具工事。
ということで今日の先生はシルバー人材センターの大工さんではなく、
ご近所の松尾建具の松尾さんです。

松尾さんにはトイレの美しいドアを作っていただいたのに続き、
個室のドア等の作り方を教えていただくことができました!!

まずは、久しぶりの糸家で作業の打合せ。


 午後は、松尾建具さんの工房で新設引き戸を作ります。

 ザ・工房という感じ

戸の底の部材に穴をあけています。
サクサク気持ちいい音が出ます。


それを組合せて。 

  プレス機で、板を両面にはりつけます。


プレスが完了するのを待つ間に、既存のガラス戸を板戸に変えます。

 工房の中を走り回る瓜生

 同じ作業を一歩でやってしまう松尾さん。

 こんなのができました。

それをドアに取り付けて、完成。



松尾さん本当にありがとうございました。
ペッと手に唾つけて作業するしぐさがまさに“職人”でした。
明日はプレスしておいたドアを完成させます。明日もよろしくお願いします。



ちなみに、こちらは休憩のときに見せていただいた松尾さんの作品。
人間技と思えない精度で、仕事そっちのけで組子を作っています。
工房にはこんなのも。。。かわいい。


こんな技術を持っていても、アルミサッシが普及して以来、木製建具屋さんは厳しいそうです。
素晴らしい技術が糸島にはたくさん眠っています。
僕ら学生は到底及びませんが、若い力で何か協力できないかなと思います。

松尾さんがデザインに悩んでおられたので、
フランク・ロイド・ライトの幾何学的なドローイングが参考になるのでは?と紹介しました。

日本の技術が海外に流出していると嘆く前に、
周りをもう少し知ってみようと感じた、久しぶりの糸島でした。(中川)

■松尾建具 http://www.itogura.net/chabudai/index.html
■ファームパーク「ひみこ」http://www.city.itoshima.lg.jp/soshiki/29/himiko.html


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